はじめに
ある日の夜、お父さんが仕事から家に帰ってきました。リビングに来た時、足にレゴブロックが刺さり、お父さんは叫びました。
「痛いっ!なんでここにおもちゃが落ちてるんだ!片づけができないなら、捨てるからな!」とお父さんはレゴをゴミ袋へいれてしまいました…。
このようなお話を聞いたことはありませんか(*_*;?
また、似た経験はありませんか(*_*;?
今回は、遊んだおもちゃを片づけないワケと子どもたちが自分から片づけたくなるポイントをお伝えしますね♪
どうして子どもはおもちゃを片づけないの?
子どもがおもちゃを片づけない理由はさまざまですが、以下に一般的な理由をいくつかお伝えしますね。
1.発達段階
幼児期の子どもは物の整理整頓をまだ理解しにくいことがあります。物を散らかしやすく、整理することが難しく感じることがあります。
2.優先順位
子どもは遊ぶことや楽しむことが優先されます。片づけはその楽しみを奪ってしまうイヤなものと考えてしまうことがあります。
3.注意力
子どもは注意がいろいろなところに散りやすく、物事に集中し続けるのが難しいことがあります。片づけは注意を向け続ける必要があるため、難しいと感じてしまいます。
4.大人のお手伝いが足りていない
子どもが片づけるための細かな指示やお手伝いが足りていないと、片づけることが難しいと感じることがあります。
5.物が多すぎる
子どもの部屋にある物が多すぎると、整理整頓が難しく何をどこに片づけることが分からずとても難しく感じているかもしれません。
6.抵抗心
子どもは時折、親や他の家族が片づけを強制的に要求することに対して反発心を持つことがあります。
7.モデルを見せていない
家族が片づけをしていない場合、子どもは片づけの大切さや方法を真似しにくいことがあります。親や家族が片づけをするというモデルを見せてあげることも大切です。
これらの理由から、子どもがおもちゃを片づけない場合、理解しサポートをする必要があります。子どもに片づけの大切さを教え、楽しい方法で片づけを促すことが大切です。また、定期的におもちゃを見直すことを行い、『いる・いらない』のおもちゃの選別も役立ちます。
どうやったら子どもはおもちゃを片づけるようになる?
おもちゃを片づけるようになるためのポイントは、子どもたちにとってステキな経験になることです。
1.ゲーム化する
片づけをゲームにすることで、子どもたちは楽しみながら参加することができます。例えば、おもちゃをカテゴリー別に分ける競争や、タイムトライアルのような片づけ競争を行うと楽しく取り組んでくれます!
2.音楽を活用する
片づけ中に音楽をかけると、雰囲気が明るくなり、子どもたちはリズムに合わせて片づけるのが楽しく感じるかもしれません。お気に入りの曲をかけてみましょう♪
3.ごほうびシステムを取り入れる
片づけが終わった後に、小さなごほうびがあると、子どもたちはやる気になるかもしれません。これはポイントやスタンプを集めても楽しそうですね!
4.物語を作る
片づけ作業に物語を組み込んで、子どもたちにワクワク感を持たせましょう。例えば、おもちゃのキャラクターたちが冒険に出かけるために片づけを手伝うといったストーリーを考えて話してみると魔法のように片づけも進むこと間違いなしです(^^♪
5.協力プレイ
親子で一緒に片づけることで、子どもたちは協力プレイの楽しさを味わうことができます。家族みんなでお片づけに積極的に参加し、楽しい雰囲気を作り出しましょう。
6.片づけたくなる収納方法
可愛らしい収納ボックスや好きなキャラクターのシールを使って、おもちゃの収納を工夫しましょう。子どもたちは自分のおもちゃをきれいにしまうのが楽しくなりますね。
7.できたら褒める!
子どもたちが片づけられたら、しっかりと褒めることが大切です。「毎日、こうして片づけてくれたらいいのに。」と言いたくなりますが、ぐっとこらえてポジティブに褒めてあげると子どもはモチベーションを高く持つことができます♪
片づけが楽しくなる方法は、子どもたちの興味や好みに合わせて工夫することが大切です。楽しい経験を共有することで、片づけが子どもたちにとって楽しい活動になりますね(#^.^#)
おわりに
子どもがおもちゃをお片づけしたくなる魔法のポイントについてご紹介しました。片づけが苦手な子どもたちにとって、楽しみながら片づける方法を取り入れることで、家族全員が笑顔で過ごすことができます。
親と子どもが協力して、お片づけをゲーム化したり、楽しい音楽をかけたりすることで、お片づけがイヤなものではなく楽しみながら行えるようになります。そして、子どもたちの興味や好みに合わせた収納方法を工夫し、片づけたことをしっかりと褒めることで、さらに、子どもたちはお片づけを楽しんで取り組むことができるようになります(#^.^#)
家族全員が協力し、片づけを身につけることで、家庭が明るく、子どもたちの自己肯定感や協力意欲が育まれます。ぜひ、子どもたちと一緒に楽しみながらお片づけをして、素敵な家族の思い出を築いてください♪