※掲載している写真はご利用者様の許可を得ています。

 

こんにちは😊ことばの教室そらまめキッズ東谷山教室です♪

東谷山教室の小集団活動の時間に、隔週でサーキット遊びやゲーム遊び、制作活動など、同じ課題に取り組む時間を設けています！

同じ課題といっても、太田ステージ評価や特性、発達をもとに、その子にあった方法で難易度を決めます。

今回は、12月の小集団活動で、【クリスマスのリース作り】を行いましたので、その様子をご紹介しますね☆

 

【ねらい】

⚫︎太田ステージⅠ〜Ⅱ
＊材料の感触を楽しむ
＊シール貼りや紙を両手で丸めて、手指の巧緻性を高める

⚫︎太田ステージⅢ-1
＊見本による構成
＊自己選択
＊「手伝って」要求

⚫︎太田ステージⅢ-2〜
＊手順書に従う
＊構成
＊手助け要求
＊ハサミ操作
＊自己選択・自己決定

 

【材料】

①緑のお花紙　７枚
②紙皿　１枚
③モール　赤・緑・白から好きな色１本
④シール　丸シール・オーナメントシール
⑤折り紙（太田ステージⅢ以降)
⑥ハサミ(使用できる子）

一人ひとりに合った準備

◎児童発達支援では、2歳から6歳の子が一緒に活動するため、材料の準備の仕方もそれぞれ違います。

★①〜④の材料が入ったトレー
（机に用意or自分で取りに行く）

★①・②の材料が入ったトレー
後ほど好きな色のモールとシールは取りに行く

シールをハサミで切るか、あらかじめ切ってあるシールを使うか、折り紙でのサンタさんを作るか作らないかは、自分たちで選びます💡

 

◎放課後等デイサービスの子どもたちは、手順書を見ながら進めていき、指定された数や好きな色、好きなシールを自分たちで選んで取ります。

まとめて材料を持ってくる子、手順書を確認しながら、ひとつひとつ取りに行く子…早速、個性が見られました👀✨

 

材料が揃ったら制作スタート‼️

 

丸めたお花紙は、力加減によって、ふんわりしたり、ギューっと小さくなったり、その時点で個性がでてきますね！！

なかには、「おにぎり♪おにぎり♪」と握る子どももいましたよ😊見立てあそびもバッチリ備わっています☆

困った時の手助け要求

紙皿に貼ってある両面テープやシールの剥離紙が剥がしにくい時は「てつだって」のカードをスタッフに渡したり、「〇〇してください」と伝えます！

自分たちができそうなところまで手伝ってもらうことで、「自分でできた‼︎」を増やしていけます✨

困った時に自発的に手助け要求できるようになるとどんなことにも挑戦できますね💪

好きな色や模様のシールを選んだり、ハサミの使用、シール貼りは発達段階に応じて取り入れるタイミングも変わってきます🌟

シール貼りでは、いろいろバランスを考えて貼ったり、迷わずササっと貼ったり、シールの貼り方も一人ひとりの個性が見られます♪

モールは、見本と同じ色にしたり、好きな色を選んでつけました！

ここでも、難しいときに、「てつだって」や「してください」の手助けの要求が出ました！

モールをつけたら完成‼︎

 

太田ステージⅢ以降の子ども達は、上記活動以降に、折り紙でサンタさんを『折るor折らない』の選択をしています🎅

「サンタさんを作りたい♪」というお友だちは、好きな色の折り紙を選んで、手順書を見ながらサンタさんを折りました♪

 

赤色のサンタさんに、ピンク色のサンタさん、青色のサンタさんやゴールドのサンタさんと様々なサンタさんが完成しました🎅

完成したサンタさんをリースに飾るか飾らないか自己選択し、サンタさんをつけたらクリスマスリースの完成です‼️

 

完成したリースを教室の廊下に飾り、嬉しそうに保護者にみせている子どももいましたよ😊

東谷山教室はクリスマスモード全開🎄

まとめ

自発的に他者に働きかけることが苦手な子には、小集団の中でスタッフを介して他者との関わりが持てるようなきっかけを作ってあげます。

今回は、「〇〇貸して」「いいよ」など、ちょっとしたやり取りができていましたよ😃

今回の制作活動を経て、制作の楽しさ、困ったときの手助け要求や自己選択力が一人ひとりに備わってくれると嬉しいです✨

 

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