こんにちは♪
ことばの教室そらまめキッズです。
少しづつ寒くなってきましたね!寒暖差で体調を崩しやすい時期ですのでお気をつけてお過ごしください★
今回の記事では、子どもに訪れる「なぜなぜ期」について書いていこうと思います。
色んな事に「なんで?」とたーくさん質問をくれるなぜなぜ期、いつ始まるのか、どう答えていけばいいのかなど、この記事を通して子どももご家族もハッピーに過ごせるような手助けが少しでもできればと思います。
ぜひ、最後までお読みいただけたら嬉しいです(^^♪
子供の発達段階と「なぜなぜ期」の関係性
子どもの成長過程はいくつかの発達段階に分けられます。
イヤイヤ期などはその中でも有名な発達段階のひとつであり、頭を悩まされるご家族も多いのではないでしょうか💦
こどもの発達段階の中でもう一つ、ご家族のストレスになりうる時期に「なぜなぜ期」があります。
「なぜなぜ期」の具体的な時期とそのサイン
通常、「なぜなぜ期」は2歳半から3歳ごろに始まると言われています。
しかし、それぞれの子供の成長ペースや環境により、時期は前後することがあります。
この期間中の子供たちは、新しいことへの好奇心が旺盛になり、親や周りの大人へ連続的な「なぜ?」という質問を投げかけることが多くなります。
具体的なサインとしては、以下のような行動が見られます。
物事の理由や原因を詳しく知りたがる
「これなに?」「あれなに?」といったものの名前を知りたがるような質問や「どうして○○なの?」というように理由を知りたがるような質問など、沢山の「知りたい!」のサインが見られます。ときには「水は何で色がないの?」「空はどうして青なの?」など難しい質問が飛んでくることもあるかもしれません(*’▽’)
繰り返し同じ質問をすることで、確認を求める
以前に質問された内容でも「これって○○?」など、何度も繰り返し質問し、確認を行う様な姿が見られるのも一つのサインとなっています。
新しい環境や物事に対して興味を示す
初めて見るものや初めてする遊びなど、「新しい」物や事に関しての「なんで?」「どうして?」が増えてきたときにはなぜなぜ期到来のサインかもしれません。
「なぜなぜ期」をハッピーに乗り越えるためのワンポイントアドバイス💡
「なぜなぜ期」は、2~3歳という子供の好奇心が旺盛な時期に始まります。
色々なものへ目線を送れるようになり、注意を向けられるようになることで、
「これなんだろう🤔」と物事に関心を持ち、「知りたい!」気持ちがたくさんあふれてくる時期です。
そのため、適切な対応をすることで、子供の学びの機会として捉えることもできる時期になっています✨
子供の質問に答える
たとえ繰り返しの質問であっても、子供の好奇心を尊重し、なるべく答えてあげられるといいようです。
ですが何度も同じことを「なんで?」と聞かれるのもストレスになることもありますよね(´;ω;`)
ご家族の無理のない範囲で、答えられるといいと思います。
そらまめでは質問に対して素直に理由を伝えることも多いのですが、
数回の繰り返しの質問の場合には「あれ?なんだったっけ🤔?○○さん知ってる?」と子どもへ質問してみて理解度合いを確認したり、
「確か…○○の…」とすべてを大人が応えずにヒントとなるキーワードのみ伝えて自主的な回答を待ってコミュニケーションを図ることもあります。
一緒に考える
自分自身が答えられない質問の時に一緒に調べたり考えたりする事で、お子さんとのコミュニケーションの機会にもなります(*^-^*)
そらまめでも、スタッフでは回答できないものに関しては子どもと本などで調べてみたり、
コミュニケーションの練習として他のスタッフや保護者の方へ質問する場面設定をしたりしてコミュニケーションを図りつつ考える時間を作ったりすることもあります。
感情のコントロール
「なぜなぜ期」はご家族にとってストレスを感じる時期でもあります。
イライラ、もやもやした時にはまず深呼吸。
好きな飲み物を飲んだりご褒美スイーツを食べたり、お友達やご家族とお話をする時間を作ったりと毎日の育児に奮闘する自分を癒してあげる時間を作ってみてください☺
そらまめでは”事業所内相談”や”面談”といった時間のなかで、好きな飲み物を飲みながら保護者の方とスタッフで今現在のお悩みを話し合う時間を設けています。
また、ペアレントトレーニングなどの時間では、同じ悩みを持つ保護者の方々同士でお話をする時間を作り、その中での情報共有なども行っています。
「なぜなぜ期」のNG対応
めんどくさい態度で接する
子どもの「なんで?」に対して疲れてしまい、ついついめんどくさい態度で接してしまうこともあるかもしれません。
ですが、子どもは「知りたかっただけなのに嫌なのかな・・・」と興味や関心を減らしてしまうかもしれません。
その場合には「今は答えられないからあと〇分待っててくれる?」「わからないから一緒に調べようね」など、具体的に伝えてあげることで子どもの要求も満たされるようです。
怒る
子どもは純粋に「知りたい」気持ちで質問していますので、「何度も言わないで!」などと怒られてしまうと学習意欲の低下につながってしまいます。
繰り返しの質問には上記のように一緒に考えたり、本人からの回答へつなげるなど、コミュニケーションの1つとして会話を行ってみるといいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
上記の他にも「なんで?」の質問の答えになることを、子どもに実際に経験させて経験させることで学習を促すという方法もある様です。
「なぜなぜ期ってなに?」
「なぜなぜ期っていつから始まるの?」
「どんなふうに答えればいいの?」
など、なぜなぜ期は大人も「???」いっぱいの時期でもあります。
この記事を読んで頂いたなぜなぜ期に悩むご家族の方のお力に少しでもなれたらと思います(^^)/