※掲載している写真はご利用者様の許可を得ています。

 

こんにちは♪ことばの教室そらまめキッズです☆

ことばの教室そらまめキッズでは、保護者さんとスタッフで行う家族支援として、“SORAふぁむ”という『ちょっとした勉強会+おしゃべりなどの集いの時間』を作っています。

第2回 SORAふぁむ

9月~10月にかけて、各教室で令和6年度第2回目のSORAふぁむを開催しました👏

今回は『行動の4つの機能(役割)ってなんだろう？』と題し、参加された保護者の方々と資料を見ながら、普段の子どもたちの行動を振り返りました！

今回もお茶菓子を準備し、まずは自己紹介やウォーミングアップからスタート☆

参加された保護者の方々は早いうちから打ち解けられ、終始笑い声が溢れる和やかな雰囲気の中での開催となりました😊

行動の4つの機能ってなんだろう？

子どもの困った行動が続く時には、その行動を続けさせている理由が必ずあります。

もし、子どもが望ましくない行動をしていたら…
「そういう行動を学んだんだ！」と捉え、望ましくない行動を続けさせている理由を取り除けば良い✨
そして、望ましい行動を続けさせる理由を作ってあげたら良い✨
決して子どものワガママや障害のせいではないのです💡

また、子どもが行動によって得るものや状態（機能）を推測するためには、子どもの行動に対して周りがどのような対応をとったか捉えることが必要です。

よくある機能として、

●注目：他者からの注目を得る

●回避・逃避：嫌なことを経験している状態から逃げたり、その前に避けたりする

●要求：人や物、場所などの獲得

●感覚：自ら感覚を得たり、不快な感覚を取り除いたりする

という4つがあります。

 

この4つの機能を知っていることで、子どもの行動の機能が推測しやすくなり、その後の対応に役に立ちます。

今回は、それぞれの機能についていくつかの具体例を挙げながら、保護者の方々と一緒にグループワークをおこないました。

保護者の方々は具体例を聞きながら頷き、共感されている様子が多くみられました。

また、「うちの子はこういう行動をとりますが、これも感覚の機能になるのでしょうか？」など、積極的に質問される方もいらっしゃり、保護者の方々が普段の子育てと照らし合わせながら話を聞いてくださっている様子が多く見られました。

参加者の声

その他にも、
「これまでわがままだ〜とか、何でするの!?と思って怒っていたけど、私達の対応でその行動を続けさせていたこともあったんですね」
「具体例が我が子の行動に似ていて、うちの子これだ〜と思いながら聞くことができて勉強になりました」
「資料も、分かりやすく、こういう形でいただけると見たい時にすぐ見返せて、とてもありがたいです🌼」
という言葉もいただきました☺️

まとめ

今回のSORAふぁむでは、

🌟困った行動が続くのには『理由』がある
🌟行動には4つの機能がある（注目、回避・逃避、要求、感覚）
🌟『理由』や『機能』がわかれば子どもへの理解が深まる

ということを皆さんで学びました。

この学びが子どもの行動の理解や関わり方のヒントになると嬉しいです♪

 

第3回は『子どもの行動に対するそらまめキッズの引き出し大公開!!』と題し、子どもの行動への対応について保護者の方々と一緒に考えたり、話をしたいと思います😊

連続して参加が難しい方も、単発でも分かりやすい内容となっていますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

(※そらまめご利用の方限定です。)

 

また、今回、参加者の皆さんで学んだ4つの機能については、
『ABA（応用行動分析）とは？』にも詳しく記載してありますので、興味がある方はぜひご覧ください☆

 

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